結納金の相場 東北ではどれくらいが目安?僕の実体験から解説します!
2017/10/04
僕は仙台在住のサラリーマンで、今から数年前に同じ東北で福島出身のいまの奥さんと結婚しました。
そのとき持参した結納金は100万円で、自分としては、けっこう大きな額でした。
結婚直後、同じ時期に結婚した同僚や友人と結納金について話す機会があったので聞いてみると、1人は200万円。
もう1人は、なっ、なんと!?結納金は払っていないとのこと
実際のところ、結納金についてはルールで決まった額があるわけではなく、すべては男気というか、気持ちいくら?で決まるわけなので払わないと言うのもありですが・・・。
それにしても、結納金のだいたいの相場って無いものでしょうか?
いまさらですが、気になったので調べてみました。
1. 結納金の相場は?(東北編)
結納金の額は、本人や両家の経済力、結婚観などにもよって変わってきますが、地域差も大きいようです。
豪華な嫁入りで有名な名古屋地方では家が傾くとまで言われるほどの結納金を収めるようですし、反対に北海道などでは結納の習慣が無いともいわれています。
この記事では、僕の実体験を元にかいていますので、結納の金額についても東北がベースとなります。ご了承ください。
結納金の金額別の割合は次のとおりです。
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50~100万円 :30~40%
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100万円 :50~60%
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100万~200万:10%以上
となり、100万円がもっとも多く、一般的なサラリーマン月収のおよそ2~3倍が目安になるようです。
2. 結納金意外で用意するモノって?
正式の結納では、結納金の他、結納品を準備します。
結納品は、結婚する2人の幸せと、子孫繁栄を願い縁起物を準備します。
正式は9品目で、略式で7,5,3品目のモノがあり、必ず奇数で揃えるしきたりになっています。
専門店やデパート、結婚式場などで販売されています。
地方によって、結納品の中身が変わってきますので、事前に両家でよく相談して決めておくと良いでしょう。
結納当日までに準備するものは、次のとおりです。
1. 結納品
- 目録(もくろく)
結納品の品名と数量を示したもの
- 金包(きんぽう)
結納金の入った包みのこと
- 長熨斗(ながのし)
本来はあわびをのしたもので、不老長寿のしるし
- 末広(すえひろ)
純白の扇子。純潔無垢と家内繁栄の末広がりを意味する
- 友志良賀(ともしらが)
麻糸。共白髪を意味し、長寿健康を願う意味がある
- 寿留女(するめ)
するめ。長期保存ができることから、幾久しく不時の備えを意味する
- 子生婦(こんぶ)
昆布。子宝に恵まれ、子孫の繁栄を願う意味がある
- 勝男節(かつおぶし)
鰹節。剛毅な男性の象徴
- 家内喜多留(やなぎだる)
もとは朱塗り柳樽で、現在は酒肴料として現金を包む
また、最近では、結納の際に結納金、結納品とは別に、婚約記念品を贈りあうのが一般的になりつつあるようです。
2. 婚約記念品の例
男性から女性へ
- ダイヤモンドリング
- 誕生石のリング
- パールのネックレス
- 腕時計
・・・など
女性から男性へ
- 洋服
- ネクタイピン
- カフスボタン
- 腕時計
・・・など
まとめ
結納金の相場について書いてきましたが、結納金の額に関して特別な決まりはありません。
当人同士、また両家が話し合って、今後の生活に影響しないような無理のない金額を準備することをオススメします。
また、結婚は当人同士だけではなく、その日から両家の親族とのつながりも生みます。
両家の良い関係を保つためにも、結納でつまづかないよう、書かれてあることをご参考にしていただき、しっかり準備して結納に臨まれることを切に願い綴じさせていただきたいと思います。