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食洗機の取り付け費用は自分でやるのと業者ではどちらがお得?

2017/01/17

以前から妻に、「欲しい!買って~」とせがまれていた自動食器洗い機、通称 ”食洗機” を先日購入しました。

今回、食洗機は業者さんにとりつけてもらいましたが、取り付けの様子を見ていると、

僕でも取り扱い説明書を見ながらであれば取り付けられそうです(僕の職業はエンジニア)。

 

今回の記事は、食洗機の取り付け費用について、

自分で工事した場合と、業者さんに頼んで工事してもらった場合にかかる費用とを比較し、

それぞれの ”メリット” 、 ”デメリット” を洗い出した後、

どちらが ”お得” か?を、我が家の実例を元に検証してみました。

 

取り扱い説明書を見ながら素人でも取り付けが可能か?

もし、自分で取り付けることが出来るなら ”いくらぐらい” 取り付け費用が浮くのか?

エンジニアでもある僕の視点からシュミレートしてみました。

食洗機の取り付けについて迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧

それでは、見ていきましょう!

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業者に頼んだ場合

 

食洗機は ”大手家電量販店” で買ったもので、取り付け工賃は5000円で、作業時間は、およそ1時間でした。

 

今回、食洗機を取り付けてくれた方も、そこのスタッフの方で、

年齢は50代後半、人懐っこそうな顔ながらも、さすがベテラン!と思わせる手際の良さですԅ( ˘ω˘ԅ)

僕もエンジニアであることを話したら、取り付けの合間いろいろなお話を聞くことができました。

 

メリット:

  • 自分は見てるだけでOK
  • 設置時間が早い
  • 工具などを買い揃える必要がない
  • 取り付けに間違いがない(安全・安心)

 

デメリット:

  • 取り付け工賃がかかる

 

 

自分で取り付けた場合

 

それでは、自分で取り付けた場合を検証してみましょう。

 

今回の検証では、アース線、分岐水栓、ステンレス置台などの共通して必要なモノを除いた、

設置取り付けにかかる ”工具費” のみについて考えたいと思います。

ちなみに今回我が家で買った食洗機の重量は約20kg。

かなり重く、工事は重労働になるため、女性が一人で行うのは、やや難しいかも知れません・゚・(。✖д✖。)・゚・

 

工事費についてですが、自分がやるのであれば、もちろん無料です。

ですが、慣れていない人が取り付けた場合、取り付け時間に2時間以上かかると思いますので、

時給1000円として換算した場合には、ここで実質2000円以上の出費となります。

自分の ”労働時間” を費用に含めるかどうかは判断の分かれるところですね。

 

問題は、工具。

工具って、けっこう高額なんですよね(๑•﹏•)

必要な工具が入っていると思われる簡易的な工具セットでも5000円~ぐらい。

最低限必要な、プライヤー、マイナスドライバー、モンキースパナを個別に買うのなら、安いもので3000円ぐらいあれば揃えられそうです。

必要な工具が手元にあるかどうか?が費用に大きく関わってくると言えそうですね。

 

さらに、もう一つ。

自分で工事した場合、仮に失敗しても自分で何とか解決しなければならないという怖さがあります(・:゚д゚:・)ハァハァ

食洗機が正常に稼働しないぐらいなら、まだ笑い話のタネになるぐらいで済みますが、

漏水したり、漏電した場合はシャレになりません。

特に漏電は、最悪の場合重大事故につながる可能性があり注意が必要です。

 

メリット:

  • 取り付け工賃がタダ

 

デメリット:

  • 自分で重いモノを持ったり作業しなければならない
  • 設置に時間がかかる
  • 工具などを買い揃える必要がある
  • 取り付けに間違いがあると重大事故につながる可能性

次章からは、我が家での取付作業の様子を詳しく解説していきます。

もちろん、自分で取り付ける際にも役立ちますので、参考にしてみてください。

 

 

取り付けに必要なモノ

 

次に、食洗機と食洗機の取り付けに必要なモノについて解説して行きます。

 

食洗機

 

今回取り付けた食洗機は、こちらの型で、本体サイズは、 幅55.0㎝ × 奥行34.4㎝ × 高さ 59.2㎝。

お値段は、大特価61800円にて購入しました(笑)。

 

 

 

 

食洗機取り付けに必要なモノ

 

食洗機の取り付けに必要なモノとして、本体の他、

  1. 工具
  2. ステンレス置台
  3. 分岐水栓
  4. アース線

が必要になります。

上から順番に見ていきましょう。

 

 

1.工具

 

あとで解説しますが、分岐水栓を取り付けたり、アース線を取り付けたりするのに使います。

 

工具で必要なモノを写真にとってみました。

  • プライヤー
  • マイナスドライバー
  • スパナ各種
  • カシメレンチ&ギボシ端子

※1.スパナですが各種取り揃えなくても、5.0cm以上口がひらくモンキースパナであれば、これ一本で十分です。

※2.カシメレンチ&ギボシ端子も、今回はアースの連結にしか使いませんのでビニールテープがあれば代用できます。

工具はこれぐらいあれば十分です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 

 

 

2.ステンレス置台

 

食洗機を置くための台です。水周りで使っても寂びにくいようにステンレス素材で出来ています。

 

食洗機の食洗機を置く予定のスペースは、写真のデッキですが、

我が家のデッキは、残念ながら食洗機の奥行きよりも狭く、24.0cmしかありません。

食洗機の奥行きは34.4cmなので、通常であればあきらめるところですが、

必ずしも34.4cm以上の奥行きが必要か?というと、そうではありません。

 

大切なのは、座面に乗る脚のピッチ(距離)です。

食洗機の脚ピッチはちょうど24.0cmあり、座面に重心が何とか乗るギリギリの幅でしたΣ⊂(☉ω☉∩)

 

お値段3000円です。

 

 

 

3.分岐水栓

 

既存の水道を分岐させて、食洗機に水を引くための給水管です。

 

食洗機には給水が必要です。使用していない水道があれば、それに繋いでしまえば良いのですが、

一般家庭では、食洗機につなげる様な余分な水道を持っておられるところはまず無いでしょう。

無い場合には、いまある水道から、この分岐水栓を使い、水道を分岐させて食洗機に水を引くことになります。

 

分岐水栓には、たくさんのタイプがあり、食洗機の取り付け前に確認が必要になります|ω・)ジー

ちなみに、自宅で使っている分岐水栓のタイプは、どこで見れば分かるか?と言うと、

こちらの場所に書いています。

 

多くの場合、水道の真裏に貼ってあるシールで確認します。

我が家の水道の場合、裏から覗くことが難しかったので、鏡を使って確認しました。

 

 

この型番を控えてホームセンターなどに行けば、合うものを探してくれますよ( ・ㅂ・)ノ

 

 

 

4.アース線

 

アース線は、万が一漏電したときに地面に電気を流すことで人体を守る器具です。

アース線をとっておらず、漏電に気づかないで感電してしまうと、最悪の場合、重大事故に到ることもあります(ʘ言ʘ╬)

 

 

食洗機を取り付けるには、これらのモノが必要になります。

次に、取り付けの手順を

  1. 分岐水栓の取り付け
  2. 置き台への設置
  3. アース線の取り付け

の順に見ていきましょう。

 

 

1.分岐水栓の取り付け手順

 

次に、分岐水栓の取り付けの手順を解説して行きます。

大まかな順序は次の通りです。

  1. 止水栓を閉める
  2. レバーハンドルを取り外す
  3. カバーナットを取り外す
  4. カートリッジを取り外す
  5. シングル分岐を取り付ける
  6. 逆順に取り付ける
  7. 分岐接続を行う

手順を上から順に解説して行きます。

 

1.止水栓を閉める

 

まずは、水道にあるバルブ ”止水線” を閉め、取り付け工事中に水が出ないようにしましょう!

止水栓の位置は、各家により異なりますが、大抵の家の場合、

後々の ”メンテナンス” のことを考えて、だいたい水道の蛇口付近に付けてあるはずです( '́⌣'̀)/

 

ちなみに、我が家の止水栓の場所は、ここでした。

 

 

こちら、流し台の引き出しを外してみると、

 

 

こちらが止水栓になります。

水色は ”水” 、赤色は ”お湯” の止水栓です。

ここを閉めることで給水が止まります。

 

2.レバーハンドルを外す

 

我が家のレバーハンドルは、はめ込み式になっていたため、単純に真上に引っ張るだけで ”スポっ” と抜けました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

ビス止め式のタイプのモノは、事前にビスを外してからでないと抜けないので注意してください。

 

 

 

3.カバーナットを外す

 

モンキーレンチや、パイプレンチを使ってカバーナットを外します。

カバーナットを外す際は、反時計方向に回していきます。

 

 

 

 

4.カートリッジを取り外す

 

カートリッジの外周を両手でしっかり持ち、上に抜くように引っ張り出します。

取り外し後は、写真のような感じになります。

外した後が、なんだか人の顔に見えてしまうのは僕だけでしょうか?(n╹ω╹)笑

 

 

 

5.シングル分岐を取り付ける

 

シングル分岐を箱から取り出します。

 

 

シングル分岐とは、こんな感じのモノです。

 

 

シングル分岐と水栓にはピンと、ピン穴が切られていますので、穴の位置に注意しながら差し込みます( ・ิϖ・ิ)っ

 

 

 

 

 

6.逆順に取り付ける

 

シングル分岐の取り付けが終わったら、取り外したときの逆の順序で取り付けをしていきます( ⊃・ω・)⊃

  1. カートリッジを取り付ける
  2. カバーナットを取り付ける
  3. レバーハンドルを取り付ける

 

 

7.分岐接続を行う

 

分岐コックの保護キャップを取り外し、シングル分岐の取り出し口にフィルター付きパッキンと一緒に取り付けます。

後々、水が漏れ出してこないようしっかり締め付けてください。

 

 

 

分岐コックに給水ホースを接続します。

取り付け後は、写真のような感じになります。

 

 

分岐水栓の取り付けだけでも、これだけの手間がかかってしまいます。

この他にも、置き台への設置、アース線の取り付けなどの作業があることを考えると、業者さんに5000円で頼んだ方が安いのでは?と思えてきます。

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2.置き台への設置

 

分岐水栓の取り付けが終わったら、いよいよ食洗機の取り付けです。

冒頭でも触れましたが、食洗機は重さが約20kgもあり梱包されていたダンボールから出すのも一苦労(* >ω<)

さらに、ここからデッキに設置した置き台に持ち上げるのはもっと大変。

50代後半の業者さん一人にやらせるのは、過酷なので、ここで僕もチョットお手伝いしました(๑´ㅂ`๑)

 

 

 

食洗機を置き台に乗せたら、今度は、電源をとったり、排水のためのホースを取り回します。

コンセントの場所や、給水管、食洗機の扉の開閉などを勘案し、電源と排水ホースの取り付け位置を決めていきます( ・ㅂ・)ノ

 

 

 

ここで一つ問題が発生!

 

実際に取り付けてみると、やはりデッキが狭いために、食洗機のお尻がデッキからハミ出してしまいます。

これだと、重心が後ろ過ぎるため、チョット触れただけでもバランスを崩して、後ろに転落してしまう危険がありました(๑⁺д⁺๑)

 

 

 

ここで、業者さんがアドバイスをくれましたヾ(・ω・ )

 

(業者さん)

「ホームセンターで ”木の板” を買ってきて、デッキ部分を延長してみてはどうですか?」

 

(ケロスケ)

「なるほど!良いアイディアですね」

「あっ!」

「しかし、デッキと ”木の板” の固定はどうしましょう?」

「デッキは、石製なので固定用の釘もビスも打てません」

 

(業者さん)

「両面テープを貼って固定すれば大丈夫ですよ」

 

(ケロスケ)

「えっ!両面テープって、あの工作とかで使うやつですか?」

 

(業者さん)

「最近は、粘着力の強い ”強力両面テープ” が売っていますから、それを使えば大丈夫ですよ」

 

(ケロスケ)

「いくら強くても両面テープなんかで大丈夫かな?」

 

いぶかしげに思いながらも、後日、業者さんのアドバイスに従い ”強力両面テープ” を買ってきて、

木の板とデッキをくっつけてみることに、

すると・・・、

 

 

 

とても両面テープとは思えないぐらいに、ビクともしないほど強力にくっつきました!

これで後ろへの転落の危険もなくなりました。

さすが、ベテランの知恵!おそるべし(° ꈊ °)✧˖°オホッ!

 

 

この両面テープは本当に強力で、思いっきり下に引っ張っても剥がれません!

逆に言うと、一度貼ったら剥がれないので貼る際は十分注意してください。

 

 

 

3.アース線の取り付け

 

最後は、アース線を取り付けます。

アース線は見栄えや安全性を考慮して、食洗機からガスコンロの脇を抜け、冷蔵庫の上のコンセントまで通します。

 

 

 

 

アース線を、ガスコンロの脇を通す場合や、クロス(壁紙)を通す場合には ”モール” と呼ばれる両面テープが貼ってあるレール状の保護材をつけますが、

年月が経つと、このモールの両面テープが固着してしまうため、壁紙などから剥がそうとすると、

壁紙も一緒にとれてしまうそうです◟( ˘•ω•˘ )◞コマッター

 

 

ここで、またまた業者さんからアドバイス!

「両面テープが固着してしまったら、ドライヤーを使い温風を当てながら剥がすとキレイに取れますよ」

 

この技は、モールに限らず他の用途でも応用が効きますね。流石ベテランです!

 

 

始動

 

分岐水栓の取り付け、食洗機の置き台への設置、アース線などの配線を終え、

いよいよ始動してみることに、閉めていた止水栓を開き、スイッチON!

 

数秒後、ゴゥンゴゥン~と鳴りながら食洗機が稼働をはじめました。

数分間まわしてみて、

  • 稼働状態
  • 排水状態
  • 漏水の有無
  • 異音・異臭の有無
  • 振動具合

など、一通りの点検を行った後、「大丈夫です(۶•̀ᴗ•́)۶」と、にっこり笑って、無事、引渡しとなりました。

「業者さん、ありがとうございました。とても良い勉強になりました」

 

 

まとめ

 

食洗機の取り付けは、どちらがお得?

結論から言うと、作業時間や、工具にかかる費用を考えると、僕の感想では ”業者さんに頼んだ方がお得” だと思います。

やはり、工具が無い、取り付け失敗のリスク、自分の労働のことなどを総合的に考えると、業者さんにお任せしたほうが良いかなと思います。

 

ですが、技術系の仕事に就いていたり、日ごろから日曜大工などに親しんでいて、工具も手元に揃っている状態で、

”腕に覚えと自信あり” と言う方は、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。

 

条件が揃っていれば取り付け工賃は安くなる可能性があります。

その際には、再度この記事をご覧になってくださいね。

 

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