コーヒー豆は同じ種類でも3つの方法によって味が変わる!その理由とは?
2017/10/10
僕はコーヒーが好きで、毎日の通勤時、仕事の合間などによくコーヒーを飲みます。
また、休みの日でも、こうやって記事を書いている場所は、やっぱりスターバックスコーヒーだったり、コメダコーヒーだったりします。
仕事でリラックスしたいとき、または休日の趣味として、コーヒー選びをはじめるのも楽しくてオススメです٩(•౪• ٩)
いつもコーヒーばっかり飲んでいる僕なので、最近ではコーヒーについて調べたりして、やたらと詳しくなってきました。
コーヒーの味の決め手は、淹れ方や、ミルク、砂糖の入れる入れないなど、色々なあると思いますが、
一番の味の決め手は、なんと言っても、
コーヒー豆
です(๑•̀ㅂ•́)و✧
コーヒー豆の味の違いを決める要素は主に3つあり、大きな視点で分けると、
-
ブレンド
-
焙煎方法
-
挽き方
に大別することが出来ます。
これらの方法を間違えてしまうと、すごく高価なコーヒー豆を買ってきても
- 美味しくない
- 自分の好みに合わない
そんなコーヒーが出来てしまい無駄にしてしまいかねません。
そんな失敗を最小限に留めるため、コーヒー豆の取り扱いについて、これから書き綴っていきますね。
それでは、この3つの項目について、それぞれ順番に見ていきましょう。
目次
1.ブレンドによる味の違い
まず、はじめにコーヒー豆の配合を変えることでコーヒーの味は変わります。
一つの産地のみのコーヒー豆を【ストレート】と言い、産地ごとの特徴や風味を味わうことが出来ます。
これに対して、2つ以上の産地のコーヒー豆を割合を決めて配合したモノを【ブレンド】と言い、
配合次第でストレートには無い、新しい風味や好みの風味をつくることができます。
次に、ブレンドの基本的なやり方を説明していきますね。
1.ベースとなる銘柄を決める
銘柄の特徴をつかむため、ストレートで淹れたコーヒーを飲み好きな銘柄を決めます。
2.他のコーヒー豆をプラス(2種類の配合からはじめる)
好きな銘柄が決まったら、それをベースにして、お好みで他の豆を加えていきます。
3.他のコーヒー豆をさらにプラス(3種類以上の配合)
慣れてきたら配合する種類を増やし、配合率を決めていきます。
ブレンドは、ストレートでは物足りなくなってきたら試して下さいねヾ(・ω・ )
はじめは失敗するかも知れませんが、失敗する度に考え、何度もチャレンジしてみて下さい。
苦労してつくった自分好みのブレンドは、きっと、至高の一品になると思います。
コーヒー豆(ストレート)産地と特徴は?
1.【南米:ブラジル・サントス産】
苦味と酸味のバランスが程よくとれている
2.【中米:グアテマラ産】
香りが芳醇で質の良い酸味があります。ブレンド用によく使われる
3.【カリブ海:ジャマイカ産】
最高級品のブルーマウンテンは苦味・酸味・甘味の三要素の調和と香りの高さが絶妙
4.【アフリカ:タンザニア産】
高級品のキリマンジャロは酸味と甘味のバランスが良く、香りが芳醇
5.【イエメン産】
アラビアン・モカには特有の香りがあり、やわらかい苦味に酸味が加わっているのが特徴
6.【ハワイ産】
コナが有名。甘い香りがあり、やわらかい苦味に酸味が加わっているのが特徴
2.焙煎方法(ロースト)による味の違い
・焙煎とはコーヒー豆を煎ることでローストとも呼ばれます。
・焙煎することで同じコーヒー豆でも味に差が出ます。
・焙煎方法は8段階に分けられ、それぞれの特徴は次の通りです。
1.【極浅煎り:ライト・ロースト】
最も浅い煎り方。味はほぼ無く、カップテスト用に用いられる
2.【浅煎り:シナモン・ロースト】
酸味が強く、アメリカンコーヒーに用いられる
3.【中・浅煎り:ミディアム・ロースト】
口当たりがよく、アメリカンコーヒーに用いられる
4.【中煎り:ハイ・ロースト】
少し苦味が出てくる。日本で最もポピュラーな煎り方
5.【中・深煎り:シティ・ロースト】
酸味、苦味が最も安定している。フレンチコーヒーに用いられる
6.【やや深煎り:フルシティ・ロースト】
シティよりも濃く、アイスコーヒーによく用いられる
7.【極深煎り:フレンチ・ロースト】
ウィンナ・コーヒー、カフェ・オレによく用いられる
8.【極深煎り:イタリアン・ロースト】
苦味が一番強い。エスプレッソ、カプチーノに用いられる
焙煎の特徴まとめ
焙煎の特徴を簡単にまとめると、
浅煎りでは酸味が強く、時間をかけて深煎りさせていくほど、濃い褐色となって酸味がなくなり、苦味が感じられる
と、言うことができます。
挽き方による味の違い
・挽き方とはコーヒー豆を細かく砕く作業のことで、この挽き方の差によっても味や香りに大きな違いが出ます。
・コーヒー豆を挽いた大きさのことを粒度と言いますが、この粒度の差により、コーヒー豆とお湯との接触面積が変わり、抽出されるときの色や味わいが変わってきます。
・また、粒度は抽出時間にも影響し、 粒度が大きい=抽出時間が早い 粒度が小さい=抽出時間が遅い といった特徴があります。
・コーヒー豆の挽き方は5段階に分けられ、挽き方とその特徴は次の通りです。
1.粗挽き:レギュラー・グラインド
粒度はザラメ糖ぐらいの大きさ。苦味が少なめで、やや酸味が強い
2.中挽き:ドリップ・グラインド
粒度はグラニュー糖よりやや大きめ。雑味が少なくクリアな味わい
3.中細挽き:ミディアムファイン・グラインド
粒度はグラニュー糖程度。クセがなく飲みやすい
4.細引き:ファイン・グラインド
粒度は上白糖よりやや大きめ。苦味とコクがしっかり出る
5.極細引き:エキストラファイン・グラインド
粒度は上白糖程度。苦味が非常に強く出る
挽き方に合わせた抽出方法をとる!
挽き方に合った抽出方法でないと、豆の持つ風味を十分に引き出せませんので注意が必要です!
挽き方に合わせた抽出方法は一般的に次の方法が用いられます。
粗挽き:パーコレーター
中挽き:コーヒーメーカー、ネル・ドリップ
中細挽き:ペーパードリップ、コーヒーメーカー
細挽き:サイフォン、ペーパードリップ
極細挽き:エスプレッソ、ターキッシュコーヒー
ワンポイント!
豆を自分で挽くときや、お店で挽いてもらい家まで持って帰るときなど、いま持っている抽出器具によって豆の挽き方を変えるようにすると、たくさんの器具を必要としませんね。
コーヒー豆を買うならこんなお店がオススメ!
最後になりますが、コーヒー豆を買うなら、こんなお店がオススメです。
- 回転(入れ替え)が早い
- 新鮮さが保たれている
- 日光が当たらない場所に保管している
- 包装に気を配っている
そんな基準でお店を選ぶと、まず間違いないですよ(っ´ω`)っ
まとめ
自分好みの美味しいコーヒー豆をつくる方法として、
ブレンド、焙煎方法、挽き方について触れてきました。
コーヒーの好みは人により変わりますが、これらの基礎的な知識を踏まえた上でコーヒー豆を選んでいけば、いずれ必ず自分好みの至高の一品に巡り合えると思います。
コーヒー豆選びに失敗はつきものですが、何の知識も無く失敗し続けるのと、知識と言う拠り所があって失敗するのとでは、成功に至るまでの時間も、労力の質も変わってくるはずです。
質の良い失敗を何度もしながら、本当に自分が美味しいと思える。
そんなコーヒーを見つけてくださいね(◍•ᴗ•◍)
僕と同じコーヒー好きの皆さんが、この記事を通じて至高の一品に巡り会えることを祈りつつ閉じさせていただきます。