初心者必見!押さえておきたいモデラー工具必需品7選!
2017/07/03
こんにちは。自称、中級モデラーのトックーです♪
そもそもモデラーとは「プラモデルを組み立てる人」を指しています。
私も、もう20年ぐらい続けていますが、これが難しくてなかなか上達しません。
モデラーとしての上達を少し諦めていたのですが、ある時「あれ?これってもしかして私の腕が悪いんじゃなくて工具が悪いんじゃ...」と、工具に責任転嫁(笑)
工具を買い替えてみて「あれ?、使いやすい!。作りやすい!」と感じ、結論としてモデラーとしてさらに上達するには「工具を見直す必要がある!」と痛感しました(自分の腕前は二の次にしていますが・・・汗)
ともかく、モデラーとしてのLVアップを目指すなら「工具」を再確認してみて、技術の向上を体感(勘違い?)してみるのもアリだと思います。
そんなモデラーの必須工具について、私の経験と、選ぶ際のポイントを交えながら紹介していきたいと思います。
初心者モデラーの方。ぜひ、ご一読を!
目次
必須工具7選
プラモデルは工具がなければ完成度の高いモノは組み立てられません。
無くても組み立てられる製品もありますが、やはり良い工具を使って完成度を上げる道を選ぶのがモデラーのプライド!ですし、実際、綺麗に完成させる近道になります。
つまり、完成度の高いモノを作るには「工具が大切」なのです。
では、そんな必須工具を一覧にしてみます。
【私おすすめの必須工具7選!】
- ニッパー
- 接着剤
- ヤスリ
- ピンセット
- パーツオープナー(パーツセパレータ)
- ペン・筆
- 塗料・スプレー
無理やり7つ道具にしてみました(まとめているから7つでは無いのですが・・・)
なお、塗装までしない人なら(1)から(5)まででも大丈夫です。
では次に、各工具の具体的な選び方やその理由を順番に書いて行きたいと思います。
(1) ニッパー
プラモデルのパーツをランナーから切り取るために必須の工具ですね。重視すべきを挙げますと・・・
- 切れ味の良い薄刃タイプがプラモデル用に適している
- 自分の手に合った持ちやすさと大きさの物を選ぶ
- 可能なら太いランナーの切断用と細いランナーの切断用の2つのニッパーを揃える
プラモデルにおける「切る」行為は結構多く、切れ味が良くないと手が疲れますしパーツの破損にもつながります。
また、切れ味が良いと、感触としても気持ちいいのも事実です。(意外と大事ですよ!)できれば3,000円ぐらいする上級品を購入することをお薦めします。
個人的お薦め品は「ゴッドハンド」です。
(2) 接着剤
ガンプラ(ガンダムのプラモデル)などは、接着剤がなくても組み立て可能になっていますが、それでも「補強」や「合わせ目を消す技」などで「接着剤」は使えます。
これもポイントを挙げますと・・・
- プラモデル専用の接着剤を選ぶ
- ビン詰めの液状タイプが使い勝手とコストパフォーマンスで最良
- 可能なら「一般品」「粘度の低い流し込みタイプ」「瞬間接着剤」の3種類を揃えておくと便利
プラモ専用接着剤と言うのは「プラスチックを溶かして貼る」機能によって、しっかり接着できるからです。
しかし「溶かすと困る」場所もあります。その際には「瞬間接着剤」が適します。
また「接着が弱い」と感じたら「流し込みタイプ」で、あとから接着を補強できます。
よって、3種類あれば完璧です!
個人的お薦め品は「タミヤ角ビン」です。(流し込みタイプも角ビンであります)
(3) ヤスリ
ニッパーで切った面や接着剤で貼り合わせた面や補修・整形などでプラモデルを削るために必要な工具および材料になります。
これもポイントを挙げますと・・・
- 金属の棒状のヤスリと紙状のヤスリ(サンドペーパー)と2タイプある
- 紙ヤスリの場合、目の粗さを番号で表現している。利用範囲として400番から1000番まである(番号が増えるほど、きめ細かくなる)
- 紙ヤスリの方が使いやすいですが、消耗品になる。慣れてきたら金属ヤスリを使ってコストパフォーマンスを上げることも出来る
あまり力を入れず、広く大きく擦るのが効果的です。使えば、すぐ、慣れると思います!
個人的お薦め品は「サンドペーパー800番」です。
これを基準にして番号を変えてみて、自分に適する番号を選んでみて下さい。
(4) ピンセット
プラモデルには細かな部品も多いです。それらを取り扱うには「ピンセット」が必須です。
そして、ピンセットも用途が広いです。
ポイントを挙げてみますと・・・
- 持ちやすさだけでなく形状(例:先が尖っている、広がっている、ギザギザしている等)にも注意を払う
- 色々な形状があればあるほど便利なので「セット品」がお薦め
- 通常は「つまむ」ものですが、逆に「つままない状態でつまむ逆作用タイプのピンセットもある
個人的お薦め品は「goot 精密ピンセット 逆作用ピンセット付き」です。
(5) パーツオープナー
パーツ同士を組み合わせたプラモデルを「しまった! もう1度、バラしたい!」と思った時に活躍する工具です(接着していたら無理ですが・・・)
手でバラすと破損の危険が高いです!
安全のためにも、ぜひ欲しい一品です。
これは説明するより、実際に手にとっていただいたほうが伝わると思います。
個人的には「金属性オープナー」がおすすめです。
100均ショップで類似品もあるみたいですが、そちらを代替しても良いかとも思います。
金属性で耐久性も抜群です!
(6) ペン・筆
塗装するなら必須です。塗装までしなくても、プラモデルの立体感・陰影を強化する「スミ入れ」などでも使えます。
塗装は奥が深いので一言ではまとめ切れませんが、それでもポイントを挙げてみますと・・・
- 筆は塗る範囲や塗り方によって多くの筆を使い分けたり、用意する必要がある(例:面相筆、極細筆、平筆 等)
- 爪楊枝や油性ペンやペン軸を使う方法もある
- 筆を洗うクリーナーや洗浄液も必須・・・お忘れなく!
個人的お薦め品は「ガンダムマーカー スミ入れ グレー」です。
これでスミ入れが楽に出来ます!
(7) 塗料・スプレー
最後の仕上げが「塗装」です。大変ですが、やり甲斐もあります。そして完成度もグッと上がります。
部分的にでも塗装に取り組んでみて、技術力を向上させましょう!
そんな塗料のポイントをあげますと・・・
- 成分は3種類。ラッカー系、アクリル系、エナメル系。それぞれ長所・短所があるが、最初は「ラッカー系」で始めると間違いない
- 換気と湿度に気をつける。湿度が高いと乾きが遅くなって色ムラになりやすい、逆に湿度が低いと早く乾いて色割れする可能性あり。扱いが難しい
- コンプレッサー+エアブラシでの塗装が最も塗りやすい。感動を覚えるLV(おそらくプラモデル工具で一番高い投資になるのがコレ)
個人的お薦め品は、塗料ではないのですが「ツヤ消しスプレー」です。
塗装が面倒でもこの「ツヤ消しスプレー」をサッと吹き付けるだけで、疑似塗装?が感じられ、仕上がりがより良くなります。
その実感を味わってから本格的に「塗装」に至るのもアリだと思います。
私おすすめの7つ道具は以上です。
他にも「あったら便利」な物は、いくらでもありますが「必須」と言えるものは上記の物だけで十分だと思っています。
まとめ
最後に「必需品工具」について、まとめます。
- ニッパー、接着剤、ヤスリ、ピンセット、パーツオープナー、ペン、塗料は必需品工具
- 他にもあると便利な物はたくさんあるが、それは後から購入しても大丈夫
- 長く使う物になるので、多少高くても質の良い物を選んだ方が後々お徳
- ネット通販より、可能なら模型店に足を運んで実物を目にするのがお薦め
以上になります。「他にも必需品はあるよ!」と思う方は、それで構いません。
自分に適すると思う物を買って使って下さい。
長くモデラーをしていますと、自然と工具は増えていきますので・・・(笑)
良い工具でプラモデルの組み立てを楽しみながら組み立てて、技術向上を目指しましょう!