耳鳴りキーンの音でずっと勉強に集中できない!問題を解決した僕の方法
2017/08/27
難聴歴20年の僕は、耳鳴りのキーンという音にずっと悩まされながら過ごしています。
さらには耳鳴りに伴う難聴、めまいなども併発し、それを治すために色々と原因を調べたり(耳鳴りの原因とは? ⇒ 耳の症状が急増あなたの耳鳴りの原因がわかる )、病院に通ったりしていましたが治りませんでした。
耳鳴りになり、当時ついていた仕事に将来への不安を感じたため「先の事も考えて資格でも取っておくか」と思って宅建試験に挑みました。
宅地建物試験(合格率15%前後)に見事一発合格を果たしました。
その経験を通じ、同じく耳鳴りが原因で勉強に集中出来ず困っている方へ、耳鳴りが原因の勉強への負担軽減に関するアドバイスをしていきたいと思います。
耳鳴りの音がずっとに気になり「勉強に集中できない!」という方は、けっこう多いのではないでしょうか?
病院に行ったけど原因がわからず、明確な治療方法もないまま現状維持に留まることが多い耳鳴りは、受験や資格試験勉強の大きな妨げとなりますよね。
この耳鳴りのイヤらしいところは、大切な受験や資格試験などが間近に迫り、後もう一歩、頑張ってラストスパートをかけたい時に、溜まった疲れが引き金になり、ますます症状がひどくなってくることです。
僕も、試験直前のラストスパートに向けて睡眠時間を削り、ストレスにさらされながらも頑張っている時に、この状態に見舞われ、かなり厄介でした。
ですが、そんな耳鳴りも工夫次第で音を軽減し、勉強に集中できる方法があります。
耳鳴りでに勉強を妨げられている方。これからその方法をお伝えしていきますので参考にされてくださいね。
耳鳴りがあるとやっぱり勉強に不利!
耳鳴りの問題点って日常生活に様々な影響を及ぼしますが、特に問題になるのが勉強への影響ではないでしょうか?
耳鳴りによる学習効果への悪影響をずっと感じていました。
常にキーンと耳が鳴るので、本を読むにしろ、考え事をするにしろ、耳鳴りが気になり集中できないことが多々ありました。
「あまりに耳鳴りがひどくて全く勉強が手につかない!」
そんな日も、1日、2日ではありません。
耳鳴りは、特に疲れてくるとひどくなる場合が多く、また焦りから、
「集中しなきゃいけないのにキーンって音が止まらない!」
ことがプレッシャーとなってストレスがかかり、そのストレスがさらに耳鳴りを悪化させるという悪循環に陥っていました。
僕の私見ですが、耳鳴りが勉強に与える悪影響ってかなり大きいです。
それでも勉強しなきゃ!!
耳鳴りを患っている人は、健常者と比べて明らかに勉強に集中しづらいハンデがあると僕は思います。
ですが、だからと言って、それを理由に試験がやさしくなるわけでも、免除されるわけでもありません。
勉強すると決めた以上、ハンデが有ろうが無かろうがそれを乗り越えなければなりません。
とは言え、僕は何も根性論でモノを言っているのではありません。
ハンデがあるのならば、それをモノともしない工夫と知恵が必要になってきます。
僕は耳鳴りになってから合格率15%と言われる宅地建物取引主任者の資格試験に一発で合格しています。
これは僕が編み出した勉強法(⇒ 独学で宅建の合格を勝ち取るための間違いない勉強方法はこれ!)によるところも大きいですか、いかにして勉強に集中するか?その工夫にかかっています。
以前、耳鳴りの関連記事(⇒ 耳鳴りのキーンがずっと続く!その症状を緩和させる5つの方法)でも書きましたが、と耳鳴りと言うのは集中する本当に気にならなくなってきます。
気にならなくなるというよりは、むしろ、意識しなくなると言った方が正しいでしょうか?
何かに熱中していると、耳鳴りはその間、意識の外に出て全く気にならなくなります(この状態をゾーンとでも言いましょうか)。
ですから、耳鳴りに影響されずに勉強するためには如何に耳鳴りを気にせず集中するか?(ゾーンに入るか)ということが大事になってきます。
集中する方法
ここでは、耳鳴りでも勉強に集中するためのゾーンに入るためのメソッド(方法)について紹介していきます。
1.お風呂で勉強する
理由はよくわかっていませんが、水中または水辺にいると耳鳴りのキーンという音が気にならなくなります。
これを利用した僕おすすめの方法が、お風呂で勉強するという方法です。
お風呂の中ですので、当然、テキストや参考書などの大切な本は濡れてしまうので持ち込めません。
「テキストや参考書も持ち込まないでどうやって勉強するの?」
そんな声が聞こえてきそうですね。
どうするかと言いますと、 僕がやった勉強方は、お風呂に入る前にIphone や、カセットテープなどのツールにテキストや参考書の内容などをあらかじめ吹き込んでおきます。
そして、それをジップロックなどの防水ができる袋などに入れ、お風呂の中で聞くようにしました。
この方法には2つのメリットがあり、
1つは、先に説明したように水の中、または水の近くにいますので耳鳴りが気になりません。
もう1つは、参考書の内容などをツールに吹き込むことにより、自然とインプットとアウトプットが出来るので記憶が強化できます。
勉強においてインプットとアウトプットがいかに大切かということについての説明については、ここでは省きますが、僕が宅建試験を一発で合格できた要素には、この事が大きく関係していたのは間違いありません。
2.喫茶店で勉強する
もうひとつ、耳鳴りが気にならなくなる勉強方法としては、あえて騒音がある場所に行くと言う考えもあります。
僕の場合は、家にいると気が散ってしまうので「十分に集中できていないな」と思う時は、スターバックスやコメダ珈琲などの喫茶店に行き、そこで勉強するようにしていました。
皆さんも経験あるかと思いますが、自分の部屋で学習机に向き合って一人コツコツと静かに勉強するよりも、家族が居て何かとガヤガヤしているリビングの方が集中できたりします。
耳鳴りのある人は普段からキーンという騒音に悩まされていますので、喫茶店のガヤガヤとした音の方が、かえってストレスにならない場合が多いです。
中には、「わざわざ外の喫茶店に行くよりも、なんやかんや家で勉強した方が、移動時間もお金もかからないので効率良いんじゃないか?」と思われるかもしれません。
ですが、良く思い出してみて下さい。
家の中って、勉強に集中するには結構、誘惑が多いんですよね。
ゲームがあったり、漫画があったり、また娯楽じゃなくても、部屋の片付けや洗濯物が気になったりして、ついつい勉強とは関係ないことをやってしまう。
そんな経験ないですか?
喫茶店に行くもう一つのメリットって、この関係ないことをする時間を強制的に出来なくすることにあります。
喫茶店に入ってお金を払っているのに、ワザワザそこでゲームをしたり、漫画を読んだり、そんな無駄なことって中々する気になりませんよね。
また、当然ですが、部屋の掃除や洗濯ものなんかも絶対できませんので、このれらの事をしないだけでも、かなり勉強に集中できます。
「今日はこれをやろう!」と思うと案外できないものですが、逆に、「今日はこれをやらない!」と思った事って結構達成できるもんです。
喫茶店に行くことで、半ば強制的に「やらない」状況を作り出しましょう。
3.ストレスと寝不足は回避する!
耳鳴りは、ストレスや寝不足が原因で症状がひどくなることが多いので、普段からストレスを溜めないことや、睡眠時間をしっかり確保しましょう。
と言うことを書くと、ごくごく当たり前でつまらないアドバイスに聞こえると思いますが、一体どれくらいの人がこのアドバイスを守っているでしょうか?
ちなみに僕は会社の健康診断で「肝機能が低下しているのでお酒は控えてください!」と言われていますが、一切控えていません(汗)
一見。当たり前で月並みなアドバイスですが、当たり前の事を当たり前にやり続けると言うのは中々苦痛でしんどいものです。
ですが、この当たり前のことを「どれだけ本気でやれるか?」そこが、要(かなめ)になってくると思います。
また、ストレス解消と言っても実際に「何をしたらいいのか分からない?」という方は、とりあえず、今この瞬間に自分の頭に浮かんだことをやってみましょう。
僕も勉強に集中できないときは「休みたい」とか、「ドラクエ」したいとか、そんなことが頭に浮かびます。
一度そういう考えが頭に浮かぶと、そこからは中々集中できません。
なので、そういう時は「何分まで休む」とか、「レベルが1上がるまで遊ぶ」とか、自分の欲求を短時間ですが優先してストレスを溜めないよう工夫しています。
そうすることで、その後、勉強に取り組んだ時の集中力が違って増してきます。
適度にインターバルを取ることは、とても有効な方法です。
また、睡眠時間も決まった時間に寝て決まった時間に起きるように心掛けています。
そうすることで時間が来たら眠くなり、時間が来たら目が覚める。ので、睡眠時間もバッチリ取れますし、時間が決まっている分、勉強のペースも掴みやすくなります。
しっかりストレス解消して、しっかり休むという、極々当たり前のことですが、実はコレが耳鳴りを解消し集中して勉強するためには一番大切なことなのではないでしょうか?
まとめ
- 耳鳴りによる学習障害・ハンデは確かにある
- 耳鳴りによる学習障害を軽減するためには集中することが大事
- 集中するためには勉強する環境を変えるなどの工夫が必要
耳鳴りによる学習障害は確かにあり、耳鳴りのある人にとってはハンデになり得ると思います。
ですが、ハンデがあるからと言って、それが絶対に不利になると言うことはありません。
耳鳴りとは、残念ながらこの先もズーっと付き合っていかなければならないかもしれません。
ですが、耳鳴りと向き合い、前向きに工夫することでハンデを軽減することは必ずできます。
ストレスを溜めない、睡眠時間をしっかりとる、など当たり前のことをしっかりやりつつ、プラスアルファで勉強方法を工夫することで、きっとあなたの願いは叶います。
私も頑張っています。一緒に頑張って明るくいきましょう
だいじょうぶ!未来は明るいです!