メヒカリの旬や食べ方などの話題を一挙にまとめました!
2017/10/11
ウチの義父(奥さんの父)は、福島在住でメヒカリが大好物です。
メヒカリは福島では、メジャーな食材でよく食べられているようですが、
宮城県出身の僕は、メヒカリの存在自体をよく知らず、
はじめは「えっ?!メヒカリって何?魚なの?」というぐらいの印象でした。
ですが、義父と話をあわせるためにメヒカリについて、いろいろ調べているうちに、チョットだけメヒカリニついて詳しくなれました。
今回、そのメヒカリニついて解説させていただきたいと思います。
それでは、早速メヒカリについて見ていきましょう。
メヒカリの旬
まず、メヒカリの旬の時期についてお話しさせていただきます。
メヒカリの旬は地域により時期がズレます。
- 千葉より北では11月~翌3月の寒い時期
- 日向灘では12月~翌1月と7月~8月(5~6月は産卵のため禁漁期)
となっています。
メヒカリの食べ方
次に、メヒカリの美味しい食べ方について、見ていきましょう!
メヒカリは、身が白身で柔らかく、比較的脂がのっているので、一夜干しを素焼きにしたものが美味しく、お土産でもたくさん売られています。
また、唐揚げや天ぷらにしても美味しくいただけます。
余談になりますが、ウチの義父も ”メヒカリの天ぷら” が大好物で、地元でよく食べられている食べ方も、やはり天ぷらが多いようです。
その他、
- 佃煮
- みりん干し
- 南蛮漬け
などでも食べられており、地域によっては、練りモノなどの加工製品の原料にもされています。
メヒカリの栄養価
メヒカリには、カルシウムが多く含まれており、たくさん摂ることができます。
カルシウムには、骨や歯を丈夫にしたり、また、イライラの解消を助ける働きがあります。
そう言われると、ウチの義父にも思い当たる節があって、今年還暦にも関わらず、骨太で年齢を感じさせないほど若々しく元気です。
性格も穏やかな人で、怒っているところを見たことがありません。
これもきっと、メヒカリをよく食べることと関係しているのかも知れませんね。
メヒカリの由来
さて、話は変って、今度はメヒカリの由来について解説していきたいと思います。
メヒカリについてですが、通称で「メヒカリ」と呼ばれていますが、本来の呼び方は、「アオメエソ」が正解です。
メヒカリとは、深海性で目が大きく、眼球が青く光って見えることから「目」が「光る」で、メヒカリと呼ばれています。
この目はメヒカリの鮮度を知る上でも重要です。
赤く充血したものは鮮度が悪いので、買うときは、目に透明感のある物を選びましょう。
一般に「メヒカリ」として流通しているモノは「マルアオメエソ」、「アオメエソ」、「トモメヒカリ」など数種類があります。
メヒカリは各地で大衆魚として親しまれています。
マルアオメエソは、千葉県の銚子沖から青森の間あたりで獲れ、
アオメエソやトモメヒカリは相模湾から南アジアあたりまでで獲れます。
大きさはほぼキスと同じぐらい、白身でたいへん脂がのっています。
福島県のいわき市では、「いわき市の魚」として親しまれています。
また、宮崎では、郷土料理として知られ、駿河地方では「トロボッチ」とも呼ばれ、シシャモのような一夜干にもされています。
まとめ
- メヒカリの旬は地域によってズレる
- メヒカリの主な食べ方は、天ぷら、一夜干し、佃煮など
- メヒカリにはカルシウムが豊富に含まれている
- メヒカリの名の由来は目が光るから
いや~、こうやって見るとメヒカリは福島ではメジャーな魚だったんですね!
ぜんぜん知りませんでした。
今までも、福島にいった際には、メヒカリの一夜干しなんかがお土産で売られているのを見ていたのですが、あんまり意識していませんでしたね。
こんど奥さんの実家に行くときには、新鮮なメヒカリをお土産に買って行こうと思っています。
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