ウチワエビの食べ方|レシピや由来についての まめ知識
2017/10/22
ウチワエビってあまり聞きなれないですよね。
聞きなれない食材なので、これからはじめて食べる。
という人も珍しくありません。
食卓にあまり馴染みのないウチワエビですが、
その名の由来、食べ方などについて、
本記事で詳しく書いていきたいと思います。
ウチワエビの食べ方
ウチワエビの食べ方と主な料理について簡潔に載せていきます。
【ウチワエビの出汁でつくるたけのこご飯】
甘海老、車海老、伊勢海老、うちわ海老など、海老を食べたら殻がでますが、
その殻からとった出汁を使い、たけのこを加えて、まぜご飯なんかはいかがでしょうか?
ウチワエビの風味も味わえてとても美味しくいただけますよ。
【味噌汁】
ウチワエビを具材と一緒に煮込んで、味噌で味を調えれば、とても美味しいお味噌汁の完成です。
お味噌汁とともに、ウチワエビを使った料理をあわせ、ウチワエビづくしも楽しいかも知れませんね。
【塩焼き】
フェトチーネ塩を振り、丸ごと炭火などで焼き上げます。
焼き上げたあとは、豪快にむしりながら食べるのも良いですね。
ただ、殻のギザギザが意外と鋭いので、手を切らないよう注意が必要です。
【蒸しえび】
蒸してから、殻を割って身を取り出します。
サラダや和え物、またはシンプルに塩をふって食べてもおいしいです。
蒸したあとは、様々な料理に使えます。
【お刺身】
ウチワエビの身は固すぎず柔らかすぎないので、ぷりぷりしていて食感が良いです。
甘味もあるので、お刺身にしてわさびと醤油でいただいても、とても美味しくいただけます。
【トマトクリームソース・パスタ】
ウチワエビを茹でた後、半割にて、ニンニクを利かせたオリーブ油で焼きあげ、
トマトクリームソースに仕上げると、とても美味しいパスタが出来上がります。
ウチワエビの由来
ウチワエビは、
十脚目イセエビ下目セミエビ科ウチワエビ属に分類されています。
英語では、【Fan lobster】
漢字では、【団扇海老】
と書きます。
ウチワエビは、その名の由来の通り、ウチワに似た変わった形をしており、
インド洋から北では、日本、
インド洋から南では、オーストラリアにかけ、
熱帯~温帯域の西太平洋沿岸に生息しています。
日本では、太平洋側では千葉週辺、
日本海沿岸では山形県週辺にまでみられ、
底引き網漁でなど水揚げされています。
同じウチワエビ族にもいくつかの種類がありますが、
主に市場では、オオバウチワエビ(大歯団扇海老)と、
ウチワエビが水揚げされています。
ウチワエビの特徴
大きさ:体長15~20cmぐらいです。
形状:ウチワのような平らな形をしています。
性格:とても活発で、水揚げされると尾の部分を激しく動かします。
尾をバチバチとはたく様子から、地方によっては、
「ハタキエビ」や「バタバタ」などと呼ばれることがあります。
ウチワエビの食感
平たい外見から、一見してあまり身がないように思えますが、
実際は、身がたっぷり詰まっており、味も甘く、
食感もぷりぷりしていて、とても美味です。
伊勢海老より美味しいと言う人もいます。
まとめ
ウチワエビの食べ方についてザックリ書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
わかりやすかったでしょうか?
ウチワエビを食べる際に参考にしていただければ幸いです。