結婚式を彩る、簡単なぬいぐるみ×手作りグッズのおすすめ演出4選
結婚式場のドレスショップで働いていた、ブライダルマイスターのsouです!
「家にぬいぐるみのコレクションがたくさんある。」
「彼からもらった思い出のぬいぐるみをぜひ使いたい!」
「結婚式のために、思い出に残るぬいぐるみを手作りしたい!」
と、お気に入りのぬいぐるみがある方やDIYが得意な方は、一生の記念日になる結婚式にもぜひ使用したいですよね。
実は、結婚式・披露宴には、ぬいぐるみをスタイリッシュやフォトジェニックに使用できるシーンがたくさん!
思い出のぬいぐるみやお気に入りのぬいぐるみを使って結婚式の演出をしてみましょう!
実際に私が働いていた式場でも、ぬいぐるみを使用したさまざまな演出を新郎新婦に提案していました。
ぬいぐるみ自体を手作りしなくても、既製品のぬいぐるみに簡単なDIY小物をプラスするだけで、なかなかオリジナリティ溢れる装飾になります。
今回は実際に新郎新婦に提案した、結婚式でぬいぐるみとDIYグッズをかわいく使えるシーンのお話です!
やっぱり定番!ウェルカムドールに
式場に入り、ゲストが必ず立ち寄る場所が「受付」です。
そのため、受付周りの小物類はゲストの目に触れることが多く、写真にもたくさん残してもらえます。
ゲストに見てもらえるように、受付周りのウェルカムスペースに、ウェルカムドールとしてぬいぐるみを飾ってみましょう。
大きなぬいぐるみだと、それだけゲストの目を引き、写真映えも抜群!
式場に入ってきた瞬間に、ゲストもサプライズしますよ!
また、手作りでぬいぐるみにウェディングドレスやタキシードを着せても結婚式の特別感が出ていいですね。
レースやチュールでウェディングドレス風のスカートと、蝶ネクタイのみを手作りし、ぬいぐるみに着せるだけでも、あたたかみのある手作りのウェルカムドールになるのです。
お色直しの中座中に…
新郎新婦がお色直しで席を外しているとき、ゲストは食事と会話を楽しんでいますが、やはり主役がいない高砂はちょっと寂しいですよね。
お色直しの中座中に、高砂の新郎新婦の席にぬいぐるみを座らせましょう。
高砂の装花で隠れないように、少し大きめのぬいぐるみだとよりいいですね。
わかりやすいように、新郎新婦のふたりのネームプレートなどを持たせてもかわいいです。
100円ショップにも、かわいい額縁がたくさん販売されているので、額縁やフォトプレートを利用してネームプレートを手作りすると簡単!
ぬいぐるみと一緒に、額縁やフォトプレートを高砂の椅子に立てかけておきましょう。
食事に夢中になって席についているゲストが多い中座中ですが、実際に演出を取り入れたカップルの披露宴では、「かわいい!」とたくさんのゲストが高砂周りに集まって写真を撮っていましたよ。
主役のふたりがいない間も、ゲストを楽しませることのできる素敵な演出のひとつです。
お気に入りのぬいぐるみで披露宴会場を飾って
披露宴会場に持ち込みが可能な式場なら、ぬいぐるみを持ち込んで高砂の周りやゲストの各卓に飾ってみましょう。
高砂やゲストの各卓は装花が飾られますが、この装花の代金が実は結構高くつくもの…。
しかし、節約して装花をケチってしまえば、会場が貧相になってしまうので悩ましいところなのです。
そこで、装花を抑えめにしても寂しくならないように、高砂の周りやゲストの各卓を小さめのぬいぐるみで飾ると、とてもかわいいのです!
小さめのぬいぐるみの周りには、キラキラの色紙を星やハートの形に切りぬいた「ペーパーペタル」を散らすと、よりフォトジェニックな雰囲気に。
和装での披露宴なら、小さな折り鶴を散らしてみましょう。
ぬいぐるみ×簡単な折り紙のDIY装飾で、手軽に手作り感溢れる披露宴会場を演出できますよ!
実際に、ぬいぐるみ集めが趣味のカップルは、ディズニーで買いためていた、お気に入りのぬいぐるみを、たくさん持ち込んで会場に飾っていました。
ぬいぐるみの周りには、ミッキーの形に切りぬいたゴールドの折り紙を散らし、華やかにしていましたよ。
愛らしいぬいぐるみに囲まれて、会場はとってもファンシーな雰囲気に。
写真に撮ってもかわいいと、ゲストからも好評でした!
思い出のぬいぐるみがたくさんある方は、ぜひ式場に相談してみては?
両親のへの贈り物として…
披露宴最後にやはり感動の演出なのが、「新婦から家族への手紙」とそれに続く花束贈呈ですよね。
この贈呈品の花束を、大きなテディベアのぬいぐるみにするという演出も人気なのです。
「家に花は飾らないかな…」というご家族に、このぬいぐるみを贈呈したカップルがいました。
両家のご家族も、まさかぬいぐるみだとは思っておらずにビックリしたよう。
しかし、このぬいぐるみには、さらに秘密が…。
なんとそれぞれのぬいぐるみの重さを、新郎新婦の出生時の体重と一緒の重さにしたのです。
こちらのカップルはお互いの小さい頃の写真と一緒に、両親への感謝の言葉を書いたフォトフレームをウェイトベアの首にぶら下げました。
2面写真が入るフォトフレームを利用し、片方には写真、もう片方に手紙を入れていましたよ!
ぬいぐるみを抱えた両家のお母様たちは、
「出産時の思い出が蘇った」
「これまで過ごしてきた日を思い出した」
と、さらに結婚式について感無量になったのだとか…。
小さい頃のフォトフレームを新郎新婦が手作りしたので、より思い出が蘇る演出ですね。
この演出は「ウェイトベア」として、現在では定番の演出のひとつになっています。
しかし、まだまだ贈呈品には花束を選ぶカップルが多いので、
他と差を付けたいカップルにはぜひおすすめの演出です!
まとめ
もこもことかわいらしいぬいぐるみは、置いているだけで写真映えのする結婚式ではとっても便利なアイテムのひとつです!
- 受付でのウェルカムドールに
- 披露宴会場の癒し系の飾りに
- 両親へのプレゼントに
など、使い道はさまざま!
ちょっとした手作りの小物をぬいぐるみ周りにプラスするだけで、既製品とは雰囲気がぐっと変わる、ふたりだけのオリジナルのぬいぐるみの演出になるのです!
新郎新婦ふたりの思い出のぬいぐるみがあるカップル、ぬいぐるみ集めが好きなカップルはもちろん、結婚式の飾りや演出を迷っているカップルも、ぜひぬいぐるみ×簡単DIYを結婚式に取り入れてみませんか?