セージの3大効能とは?ハーブティーだけじゃない使い方もご紹介!
「セージってハーブティーとお肉料理以外にどんな使い方ができるのかしら?」
駆け出しメンタルハーバリストとして、日々ハーブと格闘しているライターのembellirです。
セージってヨーロッパあたりでは、大昔から不老長寿のハーブとして評価されていたんです。
「不老長寿」聞き捨てならない言葉ですよね!
どんな効能が不老長寿に効くと言われていたのでしょうか?
その答えも含めて「長生きしたければ5月にセージを食べなさい」と言われる程、薬効の高いセージの効能や色々な使い方についてご紹介していきます。
目次
セージの3大効能
不老長寿の妙薬と言われ「万能茶」として愛飲されていたセージの効能をご紹介します。
1.抗酸化作用
強い抗酸化作用を持っており、体の酸化が抑えられ老化を抑えてくれる働きがあります。
また、ガン・脳卒中・動脈硬化などの病気を抑える働きもあります。
いつまでも若々しい体で病気を抑えてくれる、まさに不老長寿の妙薬ですね。
2.制汗作用・ホルモン様
ホットフラッシュや更年期障害、月経過多などさまざまな女性特有の症状を改善してくれます。
本来なら病院に行くのが良い症状ですが、なかなか行きづらいですよね。
そんな時は、セージティーを飲んでみて下さい。
私も女性特有の症状を色々抱えているのですが、セージティーを飲むようになり少し落ち着いてきました。
しかし、お薬ではありません。症状がひどい場合は、病院の診察を受けて下さい。
3.殺菌・収れん作用
風邪や扁桃腺炎、気管支炎など呼吸器系の感染症の初期症状に効果的です。
うちの子供も気管支炎に良くかかっていました。
病院でスチーム加湿器を吸引させてもらうのですがとても嫌がり、毎回苦労させられました。
それに、何度も病院に連れて行くのは嫌ですよね。
そこで、セージティーを飲むにはまだ幼すぎたのもあり、スチームを吸引させていました。
すると、比較的症状が治まり通院回数を減らすことができたので、症状が軽いとき限定ですがお試しください。
セージの色々な使い方
ティーとして飲むのはもちろん、ソーセージの名前の語源になったくらいお肉料理との相性は良いですが、それ以外の使い方ってあまりないと思っておられませんか?
そんなことはありません。セージは色々な使い道があるんです。
料理に使用する
1.そのまま食べる・・・セージの葉はそのまま食べると少し苦みがあるのですが、加熱することにより甘味に変わります。
いつものシソをセージに変えた天ぷらやフリッターなどでお召し上がりください。
2.調味料にする・・・いつもの調味料にひと手間加えてみませんか?
- セージバター(乾燥させ細かく砕いたセージをバターに混ぜます)
- セージビネガー(フレッシュのセージ小枝3本程度を200ccの酢につけ2週間ほど寝かせます、ワインビネガーとの相性が良いですよ)
- セージオイル(フレッシュのセージ小枝3本程度をオリーブオイル200ccにつけ2週間ほど寝かせます)
ビネガーもオイルも香りが移ったらセージは取り出して下さい。
我が家もバターとオイルは良く作り置きしています。高級感も高くなり、味に深みも出て美味しいですので一度お試しください。
また、お客様が来られるときに使用すると、ちょっとできる主婦だと一目置かれますよ!
料理以外に使用する
ハーブは口にするだけではなく、色々なものに使えるんですよ!
・マウスウォッシュ・・・抗菌・抗ウイルス作用に優れているため、口内炎・歯肉炎、のどの痛みや腫れによく効きます。
・頭皮ケア・・・ティーを作るときの2倍の葉を使い10分ほど蒸らして浸剤を作ります。それをリンスとして使用するとふけや白髪などの頭皮ケアができます。
セージの基礎知識
セージについて簡単にご紹介します。
セージはシソ科の常緑低木で原産地はトルコ・地中海沿岸、利用部分は主に葉です。
色々な種類がありますが、コモンセージを使われることが多いです。
セージの名前はラテン語で「救う」を意味する「salvare(サルワーレ)」が由来になっています。
セージを使用する際の注意点
乳幼児や妊娠中の方のご使用はお控え下さい。
また、てんかんの症状のある方・高血圧や糖尿病のお薬を服用されている方のご使用もお控え下さい。
まとめ
セージの効能や使用方法についてご紹介しました。
- 不老長寿の妙薬
- 女性特有の症状
- 呼吸器系の症状
お肉料理以外の使い方も色々ご紹介しました。毎日の暮らしの中に少しハーブを取り入れてみて下さい。
心も身体も健やかになれますよ。