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ホヤの種類その生態について解説します!今が旬で栄養も満点!

2017/10/22

こんにちは、宮城在住歴40年のケロスケです。

 

宮城県はホヤの漁獲高が全国1位!

僕たち宮城県人は生まれた時からホヤを食べホヤに親しんで来ました。

 

そんなホヤですが他県の人からすると、

「食べ方が分からない( ˘•ω•˘ ).。oஇ」

「食べるところあるの?なんだか栄養なさそう(。✖д✖。)」

と思われているようです。

 

だけど、No such thing!(そんなことはありません!)

ホヤは栄養価も高いし、調理も簡単なんですよ(ちなみに宮城県ではおよそ半数の人が見事にホヤをさばけます)。

 

今回の記事では、そんなホヤについての "アレコレ" を紹介していきますね。

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1. そもそもホヤって何?

 

まずは、ホヤの属性と特徴について説明していきますね。

ホヤは、【原索動物】の一種で、ホヤ目に属します。

別名、【ホヤ貝】とも呼ばれていますが、厳密に言うと貝の仲間ではありません。

ホヤの仲間は、日本だけで百数十種程にものぼると言われていますが。

 

食用とされているものは

 

  • マボヤ
  • アカボヤ

 

など、ごく一部の種類です。

これらのホヤは養殖され、東北や北海道では一般的な食材として親しまれています。

 

ホヤは見た目はグロテスクですが、海を食べているような、独特の磯の風味があり、好き嫌いがかなりはっきり分かれる食材です。

この香りの正体は、ホヤ特有の【不飽和アルコール】によるものです。
 

2. ホヤの栄養価と効用

 

 

ホヤには、リン、鉄、亜鉛などのミネラルや、動物性炭水化物が豊富に含まれています。

その他にも、ビタミンE、ビタミンB12を多く含んでおり栄養満点です。

 

1. ビタミンE

脂溶性で強い【抗酸化作用】があり、活性酸素を抑え体内の【不飽和脂肪酸】の酸化を防ぐ働きがあるため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果があると考えられています。

 

2. ビタミンB12

水溶性ビタミンの一種。身体の細胞の生成に大きく関わり、血液の生成にも関わるなど非常に大切なビタミンの一つです。野菜や果物にはほとんど含まれていないため、こうした魚貝から摂取する必要があります。

 

 

3. ホヤの旬

 

ホヤの旬は、5月~8月までの夏場になります。夏場は冬場に比べて、グリコーゲンが増え、ホヤの甘みと旨味が増します。

また、ホヤは11月~翌春にかけて産卵期を迎えます。その時期にはホヤは漁獲されません。

 

 

4. ホヤの食べ方

 

ホヤの食べ方は、こちらの動画がイメージしやすいと感じました。

3分ほどの動画ですが、これを見れば初心者でもホヤをさばいて食べれるようになると思います。

ぜひ、本文とあわせてご覧ください。

 

 

①ホヤを殻ごと二つに分断します。表面に、海水をとり込む孔と吐き出す孔が並んでついているので、その真ん中に包丁を入れます。

②ホヤの肉の周りを取り囲んでいる体液を濾して不純物を取り除きます。

③二つに割ったホヤの中からオレンジ色の肉を取り出し、流水でよく洗います。

④黒っぽい内臓などは見栄えが悪いので、事前に包丁で取り除いておきましょう。

⑤その後、一口大にホヤを切りそろえ器に盛りつけます。

⑥お好みで青ジソなどを切り刻んでホヤの上にのせ、ホヤのつゆや、酢醤油をかけていただきます。

※ホヤは、生のまま、刺身や酢の物などにして食べるのが一般的ですが、塩辛や燻製、揚げても食べれます。

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まとめ

 

僕は東北の出身ですが、ホヤは東北などで良く獲れるため子どものころから身近な存在でした。

しかし、こどものころから馴染みがあるとは言っても、やはり、そのグロテスクな容貌には少したじろぎます。

人類ではじめにホヤを食べた人は、スゴい勇気の持ち主だったんだろうなぁと妄想してやみません。

勇気を出してホヤが美味しい食材であることを示してくれた人に切に感謝いたします。

 

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