鮎のさばき方はどうやるの?さばくための6つの手順を大公開!
2016/12/25
僕は鮎釣りが好きで、釣ってきた鮎を自分でさばいて食べてみたいなぁと常々思っていたのですが、
料理の腕前は素人同然なので、実際に自分でさばくと言うのは敷居が高く感じていました。
そのため、釣った鮎は人にあげたり、スーパーの鮮魚コーナーに持ち込んでさばいてもらったりしていました。
しかし、鮎を毎回人にあげたり、スーパーに持ち込んだりするのは手間がかかって非常に面倒・゚・(。✖д✖。)・゚・
もともと興味もあり、なんとか自分でさばいてみたいと思い ”動画” を参考にしながらやってみたところ、何とか自分でさばくことが出来ました。
スーパーで加工してもらったモノを食べてもモチロン美味しいですが、自分で釣り上げた新鮮な鮎を自分でさばいて食べるのは、また格別な思いがあります。
また、スーパーなどに持ち込んでさばいてもらった場合、
大きさや量にもよりますが1回300~1000円ほど料金がかかりますが、自分でさばいた場合は、もちろん無料(タダ)です٩(•౪• ٩)
鮎をさばいた経験がないという方も、ここでさばき方を学んでみてはいかがでしょうか?
鮎のさばき方
- 鮎の胴体をしっかり掴み(つかみ)、頭を切り落とす
- 頭を落とした場所から包丁を入れ、背骨に沿って三枚に下ろす
- 内臓を取り、あばら骨部分を切り落とす
- 皮と身の間に包丁を入れて皮をはぐ
- 内蔵を水で洗い流し、さらに氷水で洗う
- 食べやすいサイズに切り分ける
鮎の料理・レシピ
次に鮎の料理で主なモノを以下に挙げていきます。
鮎の塩焼き
- 鮎の腹を押さえてフンを除きます、軽く水洗いをし、ぬめりを取る
- 水洗いが終わったら、水気をふき取って、串を打ち、全体に塩を振る ※このとき、胸ビレや尾などは火にかけても焦げないように化粧塩をする
- 強火の遠火で焼き上げて、冷めないうちに 串を抜き、ハジカミやスダチなどとともに器盛りつけて完成
鮎の唐揚げ
- 鮎を背びらきにしてから中骨をぬく
- 薄い塩水で水洗いをし、水気をふき取った後で片栗粉をつける
- 160~170℃に温めた油でカラッと揚げる
- 器に笹の葉などを敷いておき、彩りに紅生姜などを添えて完成
鮎の煮うるか
- 若鮎の内臓を取り出し、身を水洗いする
- 日本酒でサッと茹で上げてから、塩をふり、卵黄で和えて完成
鮎の甘露煮
- 洗った鮎に串を打ち、白焼きにして一晩置く
- 鍋に竹皮を何枚か敷き、鮎を並べて番茶を注いで20分ほど火にかけ、煮汁を捨てる
- 鍋に、お酢を満杯に加え、弱火で煮ながら、お酢の量が三分の一ぐらいになるのを待って、煮汁を捨てる
- 別の鍋を用意し、みりんと、お酒を入れて煮立ったら、醤油と砂糖を加えて、もう一煮立ちさせる
- これに先ほど、お酢で煮た鮎を加えて、落とし蓋をし、煮汁がなくなるまで気長に弱火で煮続ける
- 煮汁がなくなるまで煮たら、鮎を取り出して容器に保存すれば完成
鮎の旬
と言うことで次に ”鮎の旬の時期” について見ていきましょう!。
鮎は資源保護のために11月~5月の間は禁漁となっています。
鮎の旬は、この禁猟が明けた6月~8月頃までですが、特に7月に獲れる若鮎は骨も柔らかく美味しいです。
あと、好みにもよりますが、産卵前の9月~10月に獲れる「落ちアユ」も、子持ちで美味しくファンの方も多いです。
鮎とは?
ここまでで、
- さばき方
- 料理
- 旬の時期
と見て来ましたが、ここで改めて鮎がどんな魚なのかを見て行きたいと思います。
鮎とは、サケ目又は、キュウリウオ目のアユ科アユ属に属する魚です。
鮎は別名【香魚】、【年魚】とも呼ばれており、本来、 ”川” と ”海” とを ”回遊する魚” で日本の代表的な ”川魚” です。
別名、香魚と言われるように、鮎は独特の芳香を持っており、水質が良い河川の鮎は西瓜(スイカ)のような香りがします。
また、水質が落ちてくると胡瓜(キュウリ)のような香りに変わる事も知られています。
まとめ
はじめて鮎をさばくときは、動画を何度か見て予習するようにしてください。
素人の方は、当然ながら、はじめから思うようにはさばけません。僕もそうでした。
動画を見ながらさばいてみて徐々に慣れていってくださいね。
鮎は天然ものがやはり美味しいです。鮎独特の芳香は天然ものにのみ有り、養殖物には有りません。
鮎釣りをされる方は、ぜひ、この天然ものの鮎の芳香を味わってください。
また、養殖モノの鮎も脂がのっていて美味しいモノが多いです。
天然モノ、養殖モノいづれも天の恵みですから、食に感謝して美味しくいただくことを切に願います。
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