キジハタのさばき方はどうやるの?さばく上での5つのポイントとは!?
2016/12/25
僕は、釣りが好きで釣ってきた魚をさばいて食べることがあるのですが、高級魚であるキジハタが釣れたときほど嬉しかったことはありません。
そんなキジハタ料理は数あれど、その中においても、やはり、キジハタの味をそのまま堪能できる刺身が一番美味しくオススメです。
スーパーや鮮魚店などで、加工されてあるモノを買ってきて食べても美味しいですが、自分で釣り上げた新鮮なキジハタをさばいて食べるのは、また格別な思いがあります。
また、スーパーや鮮魚店などで買う場合にも、加工品で買うより、まるごと一匹で買って来て自分でさばいた方が経済的な場合もあります。
魚を捌いた経験がないという方も、ここでキジハタのさばき方を学んでみてはいかがでしょうか?
キジハタのさばき方
キジハタは別名をアコウとも呼びます。
この動画がキジハタをさばく上でイメージしやすいと感じました。本文とあわせてご覧ください!
- ウロコおろしや包丁を使ってウロコをとります
ここがポイント!
鰭についているウロコは取りづらいので特に注意が必要です
- 流水でウロコを洗い流し水気をふき取ります
- 胸鰭と腹鰭を一直線に結んだ辺りに切り込みを入れます
- ひっくり返して反対側も同様に切り込みを入れます
- 背骨に包丁を入れ背骨を断ちます
- 肛門のところに包丁を入れて腹を裂きます
- 繋がっているところを切り頭を引っ張ります
ここがポイント!
このように切ることで内臓も一緒に取ることができ効率的です
- 腹を裂いたところに包丁を入れます
- 指や歯ブラシを使いその部分をこすります
ここがポイント!
血が抜けることで刺身にしたとき美味しくなります
- 尻鰭の上に包丁を入れ骨に沿って切ります
- 裏返しにして今度は背鰭の上から包丁を入れていきます
- 最後に尻尾の部分を切り落として半身を取り出します
- ひっくり返して反対側も同様にして半身を取り出します
- 中骨に包丁を入れ薄く取り除いていきます
ここがポイント!
- 逆さ包丁にして切り込みを入れると取りやすくなります
- 半身の尻尾のところに切り込みを入れ皮を切り離します
ここがポイント!
尻尾を押さえながら切るとやりやすいです
- 身の真ん中に中骨があるので骨抜きなどを使って取り除きます
刺身なら、ここで食べやすい大きさに削ぎ切りにして皿に盛り付けて完成です!
キジハタを刺身で食べることをオススメしましたが、キジハタには他にも美味しい食べ方がいっぱいあります。
次に、刺身以外のキジハタ料理についてご紹介していきます。
刺身以外の主なキジハタの料理・レシピ
キジハタのアラ汁
刺身に使わなかった部位で、キジハタのアラ汁がつくれます。
キジハタの荒汁の作り方に関しては、こちらの動画がイメージしやすいと感じました。
解説とあわせてご覧ください!
- アラは熱湯をくぐらせて、ヌメリ、ウロコを取り除きます
- 鍋にアラを入れ、水が浸かる程度まで中に入れて中火にかけます
- 沸騰しないよう火加減を調整します
- アラに熱が通ったら、お好みでミソを溶き調味料を入れて完成です
キジハタの塩焼き
- 下ごしらえしたキジハタの両面に塩を大目にふります
- キジハタの皮がついていた方の面から焼いて行きます
- 火加減を調整し、カリッとするまで焼きます
- 両面が焼けたら火を止め、器に大根おろしと共に添えれば完成です
キジハタの煮付け
キジハタの煮付けの作り方に関しては、こちらの動画がイメージしやすいと感じました。
解説とあわせてご覧ください!
- ウロコ、エラ、内臓を取り除いて下ごしらえを後に湯引きします
- 鍋に昆布と煮汁を入れて火にかけます
- 味が良く染みこむようにキジハタに×印の切込みを入ます
- キジハタを鍋に入れ、ときおり煮汁を絡ませながら弱火で約15分程煮ます
- 火を止め、器に盛り付ければ完成です
せっかく手間をかけて作るのですから、どうせなら美味しい旬の時期のキジハタをさばいていただきたいですよね。
次にキジハタが美味しくなる旬の時期についても見ていきましょう!
キジハタの旬の時期
キジハタは通年水揚げがあり、一年を通して食べられる魚です。
旬も、一概にいつとは言い難く、夏場は刺身や焼き物などで美味しく食べられ、冬場は脂がのるため鍋にするとで美味しいです。
最後に
キジハタは通年獲ることが出来、その身ばかりではなくアラや剥いだ皮までも食べることが出来るエコな食材といえます。
ただし、顔には棘があり刺さると痛いので、調理にはくれぐれも注意が必要です。
また調理後は、まな板や包丁をよく洗浄して、美味しく安全に!キジハタ料理を楽しまれることを切に願います。
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