ライラックの育て方 剪定や苗木さし木のポイントは?
2016/10/26
ライラックの剪定方法と種類。花の育て方-まとめ
香り高いライラック。特に開花の時期は、庭先などで目にするとまぶしいほどに美しいです。さてこのライラックを上手に育てるにはどのようにしたら良いのでしょうか?
ライラックの育て方
ライラックを元気よく育てるには、プランターの場合根腐を防ぐため腐葉土や砂利などを土と混ぜて、水はけを良くしておくことが重要です。
また、外で育てる場合ですが、ライラックは比較的乾燥した土壌を好むので、それに適した場所を選択する必要があります。
また、冬を越さなくてはならないので油かすや骨粉といった有機質である肥料を1度だけ寒肥という形で与えましょう。
こちらの動画が観葉植物を育てる上でのイメージがしやすくなると思いましたので載せました。参考までにブログの説明とあわせてご覧ください。
ライラックの剪定
一部が枯れていたり伸びすぎたりする枝は、剪定する必要があります。時期としては、花が終わってからの5~6月ごろが剪定に適しています。
ただし、秋であっても枯れていたり折れたりしている枝は剪定しても構わないでしょう。
苗木のポイント
ライラックは苗木から育てることができます。苗木はプランターなどで室内用に植えても良いですし、庭に植えても育てることが可能です。
ライラックには、高さが1mほどの室内向けのものがありますし、3~4mまで成長する庭用のタイプもあるので、よく吟味してから苗木を購入すると良いかと思います。季節としては11~3月ごろ植えるのがいいでしょう。
尚、苗木はインターネットの通販でも購入可能です。
さし木のポイント
さし木の場合は、花が咲くまで2,3年ほどかかります。時期としては気温の高くなる3~5月ころがいいでしょう。
さし木の方法ですが、葉を2~3枚付けた枝を15cmくらいで切り発根剤や活力剤を付けて土に差し込みます。切り口は斜めに切るのがポイントです。
ライラックの種類
世界的にみるとライラックの種類は30種類ほどあります。その中で日本での人気が高いものを最後にご紹介いたします。
- エスタースターレ・・・・・つぼみの時は薄い紫色で、開花するとピンク色に変化します。高木なので庭に植え香りを楽しむこともできます。花弁は円錐状をしています。
- センセーション・・・・・ライラックでは初めて作られた複色品種です。ふちが白色で、全体は濃い紫色の花弁です。
- ティンカーベル・・・・・ヒメライラックの仲間です。つぼみは薄い紫色で、開花すると花弁は薄いピンク色に変化します。鉢植えでも育てられるので大変人気の花です。
- マダムレモネイ・・・・・花弁は白色で香りが強いのが特徴です。この花の香りは本当にステキでうっとりします。
- アルバ・・・・・早咲きで白い花を付けます。
- ビオラケラ・・・・・紫色の花です。とても清涼感のあるさわやかな品種です。
●まとめ
ライラックという名前は英名で、ヨーロッパで生まれた落葉花木です。香りの良さから香水の原料にもされています。
耐寒性が強く花期が長いのでおススメの植物です。ちなみに花言葉は「愛の芽生え」「友情」「思い出」などです。